2011年2月28日月曜日

茶遊び名古屋編 2011年1月23日

依頼者:文化のみち橦木館 http://www.shumokukan.city.nagoya.jp/ 
パフォーマー:青山るりこ、木室陽一、澄井葵   お礼:日本茶(かりがね)100杯分
 名古屋市内で、歴史的建造物を保存活用している白壁地区の中にある、「文化のみち 橦木館」からのご依頼で、茶遊びを開催。昨年、あいちトリエンナーレに参加した際、同行した遠山元気さんから、この橦木館での茶遊びを依頼された縁です。その時に茶遊びの様子を見ていた副館長の菰田さんが、橦木館を代表して茶遊びを依頼してくれました。
 「文化のみち橦木館」は、陶磁器商だった井元為三郎が、大正末期に建てた邸宅で、敷地には和館と洋館があり庭園には茶室が移築されています。橦木館の洋館にはステンドグラスが贅沢に使われており、輸出陶磁器の商談を行うため、外国人客が招待されたそうです。
 市民グループの方が保存・活用活動を続け、2009年から名古屋市の所有となって一般にも公開されています。
 今回、茶遊びをおこなったのは家族が生活していた和室部分。ご用意いただいたお茶は、「かりがね」という緑茶で、橦木館から少しいった場所にある「熊野屋」さんのもの。元々は江戸時代から続く油屋で、現在は全国の無添加食品を扱うお店です。名古屋市から委託されて橦木館を管理しているNPOの理事の方から、橦木館の歴史や保存活用の話、熊野屋さんの話をいろいろ聞かせていただきました。開始時間までには、HPで茶遊びを知って来ていただいた方の他に、偶然来館された方も交えてお茶を飲んで、自己紹介など。
 その後、木室陽一さんと、青山るりこさんのダンス、澄井葵さんのパフォーマンスがスタート。歴史をもった建物の中で、即興のパフォーマンスが行われました。
 終わったあとは、「茶遊び」についての説明をし、皆さんから感想をいただいて、話に花が咲きました。橦木館の皆さん、ありがとうございました!
(撮影:中橋さん)


中橋さん撮影の旅写真はこちら⇒

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