2010年7月21日水曜日

~ちゃらばん~岡山・松山ツアーに行ってきます

今日から、26日まで大阪~岡山~松山ツアーに行ってきます。
大阪はメンバーの岸井大輔さんが滞在中の「ココルーム」に
寄り道して、そのあと岡山のカジコに2日間滞在します。

ちなみにカジコでは、以下の企画を行ないますー。


■企画タイトル
1、【岸井大輔 かじこインタビュー】(22日19時~21時)、
解説:『東京の条件』(http://tokyocondition.com/)を展開する岸井大輔が、「かじこ」メンバーにプロジェクトについてのインタビューを実施します。

料金:1ドリンク制+投げ銭

2、【岸井大輔、「会/議/体」】、(23日13時~15時45分)
解説:その場で提出された問題を偶然集まった五人で会議、解決案を実行までする、岸井作の『会/議/体』。「かじこ」を会場に開催します。

料金:1ドリンク制+300円


3、【小手川:超初心者向け経済講座】(23日16時~18時)
解説:茶遊び主宰の小手川による経済講座。「芸術と資本主義の関係とは?」の問いから始まった講座では、経済に関する疑問を超簡単に議論します。http://4yonn.net/

料金:1ドリンク制+資料代300円

4、【杉田このみ作品上映会】23日19時30分~
作品名:リズム_76(読み方:りずむななじゅうろく)

解説:愛媛を舞台に映像制作を続ける杉田このみの作品上映。瀬戸内海に浮かぶ睦月島の盆踊りの風景をモチーフにした映像。見ているみなさんと一緒に完成させる映像作品です。音楽やダンス、その場でコラボ歓迎です!
上映時間10分。

料金:1ドリンク制+できれば作品とうたうかおどる



あとは、岡山の後楽園で、茶遊びをする予定。カジコの方に、茶遊びを紹介してきます。
そして、カジコの後は映像作家・杉田このみさんの故郷にして作品の舞台となっている松山、睦月島を訪問します。

茶遊び、四国はなぜか縁があるなぁ。では頑張って行ってきまーす。

2010年7月9日金曜日

ブログを一時的にお引越し

こちらのブログで写真の表示ができなくなっているので、一時的に

http://4yonn.blogspot.com/

に引越してます。
ご参照ください~。

経済成長について考える

 「超初心者向け経済講座」というのを、横浜のアートセンターART LAB OVAさんで定期的に開催しているのでで、いつかテーマにしようと思って「経済成長」について調べている。

 私は経済学部の出身のくせに経済理論はとても弱いため、再勉強中。とくにミクロ経済。。ほぼやり直し的なあれです。シクシク。

 で、社会の持続的発展にとって経済成長が必要、というのは同意するんですが、「どうしたら経済成長できるのか」については難しい、という印象。アメリカの90年代の景気拡大を見ていると、過剰に流動性が高まった結果「その成長率はバブル経済だったんじゃないの?」と思うことがあったりする。
 もちろん、景気循環があるので、好況期と後退期があるのは分かるんだけど。

経済成長についてはいくつか他の人に聞いてみたいことがある。

 Q 経済成長は今後の日本にとってどの程度必要だと思いますか。
 Q 日本の現在の経済成長率はどのくらいか、知ってますか。
 Q 日本社会が今後、経済成長を続けるにはどうしたらいいと思いますか。
 
 日本がこれから経済成長していくにはどうしたらいいんでしょうかね?
さらにグローバル化が必要、や、今後の成長産業である介護、環境産業を育成する、とかいろいろな意見がありますが。

 一般的に、経済成長のためには生産性の向上が必要であると言われており、日本のホワイトカラーの生産性の低さは国際比較しても相当低いといわれているので、伸び代があるのかも?
しかし、日本のホワイトカラーの生産性を上げるには雇用形態から見なおさないと難しいような気がする。そんな大転換ができるのだろうか?

 恩師の先生とその話をしたときに、「子ども手当と、高校授業費無償化はその地ならしの一環なのではないか」という意見をおっしゃっていた。どういう事かといいますと、雇用形態を変えて日本でも同一労働同一賃金を導入したほうがいい、でも正社員の雇用が守られすぎていることが弊害になっている。そのために、家計への教育負担を減らし、基礎的な収入がへっても家計運営していけるようにするための準備なのではないか、と。

 なるほど、そういう見方もあるかー、と目から鱗という感じだったのですが。

 あとね、経済成長率の計算は、GDPの伸び率で見るのです。
 GDPは、「その年に日本国内で新たに生み出された付加価値」ということになっています。
 それで、経済成長で勘案すればいいのはその年に新たに生み出された付加価値、だけでいいのか、ということが気になったりします。
 古着とは古本などのリサイクルショップ売買の影響をどう評価できるのか?とか。売買益が出ているので、経済活動としてはプラス。でも、その分の本の生産は減っている。でも中古市場があるから、そこで売ったお金でまた新しいものを買うことができるし、雇用も生み出されている。

 GDPについては詳しく知りたい場合は「国民経済計算」のページでご確認を。
 http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/menu.html

 今、高校生向けに国民経済計算の説明をしているPDFを見たら最後に面白い事が書いてあったので引用してみます。
「今日のまとめ:お金では測れない問題を扱うために「サテライト勘定」がある。ゴミなどの環境問題やボランティア活動に関する研究がされている。」

そうか、「サテライト勘定」というもので外部経済/不経済を勘定するのか。知らなかった。

2010年7月3日土曜日

静岡で初の茶摘体験をして「貿易」について考えた

静岡に「王女メディア」をみに行って、日本平で生まれて初めて茶摘体験をしてきました。
茶遊びの主宰なのに。お茶処狭山茶発祥の地の生まれなのに。思えば何故に茶摘みが始めてなのだ、私は。

500円払って、穴の開いたビニール袋をもらって、年配の男性がつみ方を教えてくれます。

簡単にいえば、いわゆる「一芯二葉」、新しく生えてきた柔らかい葉っぱを、そっと持ってひねってあげると簡単に「ぽき」っと折れるのですね。

それで、日本平は高原で、なだらかな山に広大なお茶畑があって、視界一面お茶の木が広がっているところを見たときに、「貿易したいな」と思ったのです。

お茶とダンスで貿易。茶遊び貿易。
「ここにはたくさんお茶があって、私たちはお茶もらってダンスしたりパフォーマンスしているのだから、これは貿易ができるのではないか」
と。なんかひらめいたのです。もう少しどういう事か説明します。

土地って、なんか大変だな、と思うのです、私は。
つまり、人はどこかに住んだり、どこかに所属して仕事して生きているわけです。
農家の人は土地について、その土地で農業をして、商品作物を育てて、それで生計を立てているのです。土地とは切っても切れない関係だし、そして日本で農業やるのはとても大変なことのようです、現在。そういうふうにして農業をしている人に、「茶遊び」で考えてることって通じるんだろうか。お金じゃなくて、お茶で交換します、と。お茶を育てている人に通じるんだろうか、そもそも。

お茶を生産している農家の人は、どんな気持ちでお茶を育ててるんだろう?
ダンスを見たいと思うのだろうか。
茶遊びでやってることを聞いたらどんなふうに思うんだろう。

などということを考えているのです。

摘んできたお茶は、天ぷらにすることを勧められましたが、半日以上放置していたので軽く発酵が始まり、日本茶にしようと蒸してみたりもしたのですが、やり方が間違っていてウーロン茶になりました。

飲んでみたら、軽い発酵の台湾のウーロン茶のような味わいで、5煎目までは十分美味しく飲めたので、初めてにしてはいけてる茶になったのではないでしょうか。そもそも日本茶からウーロン茶になってしまったわけではありますが。

24日、「黄金町のアーティスト展」で茶遊び


6月17日のスカイプMTの結果、「青山さんが黄金町バザールに応募した
ときに、やりたい事として書いてあったことを全部やってみよう」
という企画になったので、24日の展示初日にまずは茶遊びを行って来ました。

■依頼者  北川貴好さん
■依頼内容 北川さんの作品「amplitude」と踊る
■お茶    L PACKのメニュー、「アザミーノ」(カフェラテ)
■ダンサー 蒼山るりこ、木室陽一

当日、茶遊び開始前には館内放送で「これより、青山るりこさんによるダンスパフォーマンスが行われます」というアナウンスが流れ、びっくりしたりなど。

 放送を聞いて見に来てくださったご婦人に茶遊びの案内を渡して、「お茶とダンスを交換する回です」と説明したところ、「なんだか難しいのね、分かるかしら」というご意見をいただきました。
そうですね、難しいですよね。こちらも説明が難しいのです、汗をかく場面がしばしばありました。。

 アナウンスしていただいたおかげで、茶遊び開始前には10名ほどの見学者の方が。みんなでいれてもらった「アザミーノ」を味見して、どんなダンスかお話してからダンスを開始。
今回は、茶遊び初の「舞台上でのパフォーマンス」になったのでした。


お礼は、19杯分のコーヒー豆。
全部で20杯あるうちの1杯マイナスになったのは、
「下の方に踊りが展開してもよかったのでは・・・」
ということ。

マイナスになったものの、北川さんからは「でもそれはこちらの設定が説明不足でもあるから共同責任のところあって、そう思うと、どうお礼を払うかが難しい」との言葉が。
どうお礼を払うか、悩んでいただけると嬉しかったりします。そうなると共同作業って感じが出てきますね。


今回の個人的な反省は、 「椅子を用意したほうがいいですか」と聞かれ、ご高齢の方にはそのほうがいいかとお願いしたところ、会場の外周ぐるっと椅子がなれべられて、さながら作 品を囲んだ舞台のような雰囲気になったこと。「茶遊びはそういうふうに、周りから見ない方が楽しいのです」ということがうまく伝えられず、会場づくりは難しいな、と痛感。スタッフの方は好意で椅子を 用意してくれたので、そういうことをうまく伝えられるようになりたいな、と思いました。

 

6月17日茶話会、6月19日デザイン・フェスタ・ギャラリー、21日ウナカメ




6月17日は横浜の黄金町でL Campさんで茶話会
しました。今回は、L PACKのおふたりに茶遊びを
紹介すべく、小手川と木室さんとで茶遊びを開催。

写真は、木室さんにお出しした「自家製コーラ」と、
その元。木室さんの踊りはL Campにただよう
幽霊のようで、ふわふわとしたダンス。

その後は、青山るりこさんがアーティストの北川貴好さんと
公開スカイプミーティングを開催。

市民ギャラリーあざみ野で「黄金町のアーティスト展」に
参加する北川さんが、青山さんにパフォーマンスでの参加を依頼し、
その内容について打ち合わせました。

青山さんからの案内文:北川貴好さんから「『黄金町のアーティストたち展』に向けて、自分の作品と絡んでパフォーマンスをして欲しい」と「るるる♪」にオファーがあり、どんなパフォーマンスをするかを話し合います。
トークのテーマは「黄金町バザールに落選したるるる♪が『黄金町のアーティストたち展』で北川作品と絡み作品を展開! 黄金町のアーティストたち展に参加する=これでるるる♪も黄金町アーテスト??」。

ミーティングの様子と、実際の展覧会でのパフォーマンスについてはまたレポートします。

6月19日は、原宿にある「デザイン・フェスタ・ギャラリー原宿」で、スタッフの山本こずえ
さんから茶遊びを依頼されて、木室陽一さんが踊りました。
依頼は、「昼間のデザインフェスタギャラリーの雰囲気を表した踊り」。
お茶は、花の香りのする緑茶ブレンドティーで、トロピカルな雰囲気のお茶。
山本さんの大好きなジャン・コクトーモチーフのカップでいれてもらいました。


どんなお茶なのか、またデザイン・フェスタ・ギャラリー原宿について教えてもらったり、どんなダンスが観たいのかのお話後に、木室さんのダンス。

前回、茶遊びを見学していてもらったのが、ギャラリー前の夜の空き地の中のダンスだったので、それと対照的に、昼間のデザイン・フェスタ・ギャラリーで踊りを見たかったという山本さんは、他のスタッフや観客の間を漂うように踊った木室さんの踊りを気に入っていただいたようです。

お礼は、お茶300g分、200杯分いただくことになりました。
沢山のお茶、ありがとうございました。








6月21日は、中野にある「ウナカメ」という日替わり店長が運営するカフェに、
店長ミーティングに参加してきました。
なぜかというと、毎週土曜日に「わくる」というカフェをやっている、小清水さん
に茶遊びのご依頼をいただいているからです。

7月31日8時から茶遊びを行ないます。また、それにあわせて7月中の
「わくる」では、茶遊びのお茶をメニューに出してもらうことになりました。
7月3日、10日、17日にいくと茶遊びのお茶が飲めます。