2010年7月3日土曜日

静岡で初の茶摘体験をして「貿易」について考えた

静岡に「王女メディア」をみに行って、日本平で生まれて初めて茶摘体験をしてきました。
茶遊びの主宰なのに。お茶処狭山茶発祥の地の生まれなのに。思えば何故に茶摘みが始めてなのだ、私は。

500円払って、穴の開いたビニール袋をもらって、年配の男性がつみ方を教えてくれます。

簡単にいえば、いわゆる「一芯二葉」、新しく生えてきた柔らかい葉っぱを、そっと持ってひねってあげると簡単に「ぽき」っと折れるのですね。

それで、日本平は高原で、なだらかな山に広大なお茶畑があって、視界一面お茶の木が広がっているところを見たときに、「貿易したいな」と思ったのです。

お茶とダンスで貿易。茶遊び貿易。
「ここにはたくさんお茶があって、私たちはお茶もらってダンスしたりパフォーマンスしているのだから、これは貿易ができるのではないか」
と。なんかひらめいたのです。もう少しどういう事か説明します。

土地って、なんか大変だな、と思うのです、私は。
つまり、人はどこかに住んだり、どこかに所属して仕事して生きているわけです。
農家の人は土地について、その土地で農業をして、商品作物を育てて、それで生計を立てているのです。土地とは切っても切れない関係だし、そして日本で農業やるのはとても大変なことのようです、現在。そういうふうにして農業をしている人に、「茶遊び」で考えてることって通じるんだろうか。お金じゃなくて、お茶で交換します、と。お茶を育てている人に通じるんだろうか、そもそも。

お茶を生産している農家の人は、どんな気持ちでお茶を育ててるんだろう?
ダンスを見たいと思うのだろうか。
茶遊びでやってることを聞いたらどんなふうに思うんだろう。

などということを考えているのです。

摘んできたお茶は、天ぷらにすることを勧められましたが、半日以上放置していたので軽く発酵が始まり、日本茶にしようと蒸してみたりもしたのですが、やり方が間違っていてウーロン茶になりました。

飲んでみたら、軽い発酵の台湾のウーロン茶のような味わいで、5煎目までは十分美味しく飲めたので、初めてにしてはいけてる茶になったのではないでしょうか。そもそも日本茶からウーロン茶になってしまったわけではありますが。

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